工数見積もりを依頼されたけどよくわからない
なぜ工数見積もりをしなければいけないの?
この記事はそんな方へ向けて書いています
こんにちは!もんさんと申します
私はWeb系企業でITエンジニアをしており、仕事の上で工数見積もりについてもよく行います
今日はそんな私が
「そもそもなぜ工数見積もりが必要なのか?」
について説明します
なぜ工数見積もりが必要なのか?
理由その1: 上司やマネージャーに求められるから
いきなり身もふたもないですが…(笑)
多くの場合、工数見積もりをする理由としては「工数見積もりの提出を求められるから」です
ではなぜ工数見積もりの提出が求められるのでしょうか?
その理由は「工数見積もりを元に計画や意思決定をしたいから」です
例えば以下のような理由が考えられます
- プロダクトのリリースに合わせたマーケティングキャンペーンの計画をしたい
- 社内のユーザーに向けた周知やトレーニングを事前に行いたい
- コストによって採算が取れるか判断したい
以上のような様々な理由から、
彼らは「プロダクトを作るのにどれくらいの作業量が必要なのか?」を知りたいのです
しかし、彼らは実際にどのような作業が必要かを知りません
そこで専門家であるあなたに依頼が来るというわけです
理由その2: 何を作るべきか決めるため
工数見積もりが必要なもう一つの理由は、「何かを作るべきか判断するため」であり、
「そのためにコストを知る必要があるから」です
例えばどのような車を買うべきか?と考える時
- カーナビは必須だから値段が高くてもオプションでつけよう
- 新型車じゃなくても良いから、値段の安い旧型車にしよう
といったように、価値と価格を見比べて判断しますよね
プロダクトを作る際にも同じことが言えます
- 必要な機能を機能を完成させるためにリリースのタイミングを遅らせる
- コストに対して価値のない機能を切り捨てる
このような判断をするために「どれだけのコスト(=工数)がかかるのか?」が必要なのです
もっと詳しく知りたい方は
どのように見積もれば良いのか?
良い見積もりとは何なのか?
など、見積もりと計画については
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~
という本の中で詳しく説明されていますので、興味のある方は読んでみてください
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