1. はじめに:無料で遊べるゲームサイトを公開しました
個人の趣味開発で、新しくブラウザで遊べるゲームサイトを公開しました!
まずは論より証拠ということで、ぜひこちらのサイトにアクセスして遊んでみてください。
👉 作成したゲームサイトはこちら (https://play.monsaaaaaan.com/)
今回は、このサイトを「どうやって構築したのか」、その技術的な裏側とノウハウを共有したいと思います。プログラミング学習の一環や、これから個人開発・副業でWebサービスを作ってみたい方の参考になれば幸いです。
2. 最大のウリは「初期費用0円・運用費用0円」
個人開発や副業のプロジェクトにおいて常について回る悩みが「サーバー代」などの維持費です。しかし、今回のゲームサイトの最大のウリは初期費用0円・運用費用0円で稼働している点にあります。
サーバー代、データベース代、初期セットアップ費用などは一切かかっていません。
運用費用がゼロであることの最大のメリットは、「放置しても安心」ということです。アクセスが少ない時期や、本業が忙しくて開発が一時ストップしている期間でも、「毎月〇〇円かかっているからどうにかしなきゃ…」というプレッシャーを感じる必要がありません。お財布にも精神にも優しく、小さく始めるスモールビジネスにも最適な構成です。
3. サーバー維持費ゼロを実現する技術スタックと工夫
完全無料でサイトを維持するために、いくつか強力なサービスを組み合わせ、設計段階である工夫を盛り込みました。
ブラウザ完結(JavaScriptのみ)のゲーム設計
維持費を抑えるための要となるのが、ゲームの処理をすべてフロントエンド(JavaScript)で行う構成にした点です。 サーバー側で複雑なゲームロジックの計算やデータベースとの通信をさせず、ユーザーのブラウザ上で完結させることで、バックエンドのサーバー自体を不要にし、運用コストゼロを実現しています。
Cloudflare Pages
フロントエンドのホスティング(Webサイトの公開場所)には「Cloudflare Pages」を採用しています。 読み込みが高速でセキュア、そして何より無料枠が非常に優秀です。静的なファイル(HTML, CSS, JS)を配信するだけなら、この無料枠だけで十分すぎるパフォーマンスを発揮してくれます。
コーディングエージェント(Codex / antigravity)の活用と無料枠の注意点
実際のゲームやサイトを構築するための主軸となるコーディング環境として、「Codex」や「antigravity」を活用しました。ゼロからのプログラミングを強力にサポートしてくれ、実装スピードとコードの品質を劇的に引き上げてくれます。
また、コーディングエージェントを使う大きなメリットとして、「すでに作成済みの他のゲームのコードや構成を参考にさせる」という手法が挙げられます。「既存のこのゲームと似たようなテイスト・UIの新しいゲームを作って」と指示するだけで、デザインや操作性のトーンを揃えたゲームの追加を非常に簡単に行うことができます。
ただし、これらのAIエージェントの無料枠には利用制限があり、上限に達すると解除されるまで待つ必要がある点には注意が必要です。
Gemini(AIの活用)
開発プロセスの補助として「Gemini」を活用しました。無料枠でも制限を気にせず十分ストレスなく利用できる点が魅力です。 具体的な用途としては、以下の場面で事実に基づいた課題解決を行うために利用しました。
- システム構成の策定: 初期段階において「どうやって維持費0円のシステム構成を作るか」という全体構成の検証・検討。
- ツールの具体的な操作方法の確認: Cloudflareの具体的な設定手順など、導入する外部サービスの使い方に関する質問。
- 設計・デバッグの補助: 実装方針の確認、ゲームアイデアの整理、および開発中に発生したエラーの解消策の提示。
4. ドメインに関する注意点:完全無料にするための条件
「運用費用0円」と書きましたが、1点だけドメインに関しては注意が必要です。
【完全無料になるケース】 Cloudflare Pagesなどのホスティングサービスを使うと、デフォルトで標準ドメイン(例: 〇〇.pages.dev )が割り当てられます。この提供されたドメインをそのまま利用すれば、ドメイン費用も一切不要、正真正銘の「完全無料」で公開できます。
【費用がかかるケース】 今回の私のサイト( play.monsaaaaaan.com )のように、「自分の独自ドメイン」を利用して公開したい場合は、そのドメインの取得・更新費用(年額)が別途発生します。 これはあくまでドメインの維持費であり、サーバー代ではありません。「どうしても独自ドメインが良い」というこだわりがなければ標準ドメインで十分ですし、ご自身の用途や予算に合わせて選択すればOKです。
※補足:広告(Google AdSense)を検討している場合 もし将来的にサイトにGoogle AdSenseなどの広告を貼って、副業としての収益化を考えている場合、審査をスムーズに通すためには独自ドメインがあった方が有利になることが多いです。収益化を視野に入れているなら、初期から独自ドメインを取得しておくことも併せて検討してみてください。
5. おわりに
強力な無料サービスやAIコーディングツールを組み合わせ、フロントエンド中心の設計にすることで、誰でも手軽に運用コストゼロでWebサービスやゲームを公開できる時代になりました。個人開発のハードルはかつてないほど下がっています。
趣味の延長としてはもちろん、副業の第一歩やスキルの証明(ポートフォリオ)としても、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。
この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら、まずは作成したサイトで遊んでみてもらえると嬉しいです!

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