【insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力】本の目次と感想

本の目次と感想
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目次

第1章 二一世紀のメタスキル

[第1部 基礎と障壁]

第2章 自己認識の解剖学―インサイトを支える七つの柱
インサイトの七つの柱
内から外、外から内へ―外的自己認識の重要性

第3章 ブラインドスポット―インサイトを妨げる目に見えない心のなかの障壁
スティーヴ病の蔓延
三つの盲点
勇敢かつ賢く―見えない状態から見える状態へ

第4章 自分教というカルト―インサイトを阻む恐ろしい社会的障壁
潮流の変化―努力から自尊へ
私、ワタシ、わたし(のセルフィー)
自己陶酔から自己認識へ―自分教に抗う

[第2部 内的自己認識―迷信と真実]

第5章 「考える」=「知る」ではない―内省をめぐる四つの間違った考え
間違った考え1―南京錠のかかった地下室という迷信
間違った考え2―なぜか「なぜ」を考える
間違った考え3―日記をつける
間違った考え4―内省の双子の悪魔

第6章 本当に活用可能な内的自己認識ツール
瞑想抜きのマインドフルネス
人生の物語―星を眺めるだけではなく、星座表を作る
ソリューション・マイニング―問題から成長へ

[第3部 外的自己認識―迷信と真実]

第7章 めったに耳にしない真実―鏡からプリズムへ
マム効果(あるいはグレン・レスターに何も知らせない理由)
現実逃避の三本柱
360度評価
適切なフィードバック
真実のディナー

第8章 予想外の厳しいフィードバックを受け止め、向き合い、行動に移す
自己肯定―スチュアート・スモーリーを越えて
人の一部としての欠陥―変化が必要でないとき

[第4部 より広い視点]

第9章 リーダーがチームと組織の自己認識を高める方法
要素1―手本を示すリーダー
手本を示す―リーダー・フィードバック・プロセス
要素2―真実を告げる安全性(および期待)
要素3―継続的な努力と自己認識を持ち続けるプロセス
継続的なチームの自己認識に向けた取り組み―率直チャレンジ
自己認識を持つチームから、自己認識を持つ組織へ

第10章 思い込みにとらわれた世界で生き抜き成長する
変えられない部分を受け入れ、帰られる部分を変える(あるいはマリアのような問題を解決する方法)
少しの自己認識では足りないとき
思い込みにとらわれた人間がハイビームの合図を読み取るサポートをする
生涯をかけての旅と、所々しか光っていない斧

巻末資料

謝辞

原注

監訳者あとがき(中竹竜二)

出典: insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

感想

おすすめ度: ★
読みやすさ: ★☆
信憑性: ★★
即効性: ★☆☆

自己認識(Self Awareness)に関する本
自己認識とは何か、なぜ重要か、どうやって高めれば良いのかが書かれている

自己認識というと「自分が何者か」を知っている能力、と思いがちだが、実はこれは半分で
「他人からどう見られているか」を知っているか、も含めて自己認識というのは面白い気付きだった

巻末の「インサント7日間チャレンジ」がとても優秀で、実際にやってみたところ多くの気付きを得られた。

以下、「インサント7日間チャレンジ」での気付きの一例
・自分が成功したいという領域がどこか明確になった(家庭、仕事、そしてボルダリング!)
・自分の行動はミーフォーム(自分に関する発信)が多く、インフォーム(他人の益になる発信)が少ないことに気付いた
・「目的や目標がはっきりしない状況に強いストレスを感じているように見える」というフィードバックを得られた(なるほど、その通り!)

気付きの中でも「目的や目標がはっきりしない状況」に対して取ったアクションが効果が高かったと個人的には感じている
一人では気付けないことだったので、これだけでも十分7日間チャレンジの価値があったと思う

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